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評伝岡潔 星の章

著:高瀬 正仁

紙版

内容紹介

「私は長い間、春の訪れを待ち続けた」
日本の草花の匂う伝説の詩人数学者、その面目を今日に伝える詩的評伝。
「日本人の数学」の誕生——日本の近代数学の源流「岡潔」の「情緒の世界」の形成と研究生活を幼少時代から綿密にたどる。評伝文学の傑作である。

目次

生地と故郷
魔法の森
與八とんとん(粉河中学)
松原隆一との別れ(三高と京大)
心情の美と数学の変容
伝説の詩人数学者「岡潔」
トノンの秋と由布院の春
由布院の夏の日々
金星の少女との会話(広島事件)
福良の海と数学の誕生

ISBN:9784875252146
出版社:海鳴社
判型:4-6
ページ数:544ページ
定価:4000円(本体)
発行年月日:2003年07月
発売日:2003年07月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB