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杉浦康平デザインの言葉

文字の靈力

著:杉浦 康平

紙版

内容紹介

松岡正剛氏との対談に始まる、文字文化に焦点を当てた論考集。東アジア文化圏形成の礎となった漢字は、東洋の宇宙観とむすびついてきた。白川静氏の漢字学に触発され、またグラフィックデザイン界を先導してきた著者が「漢字」の諸相をひも解く。

目次

人のふるまいをのせて全存在を映し出す文字、不死の夢を託された文字、邪気を封じる文字…。
東アジア文化圏形成の礎となった漢字は、東洋の宇宙観とむすびついてきた。靈力を放射する漢字を、デザイナーの視点で読みとく。白川静の漢字学に触発され、自身もアジア各国を旅してきた著者による文字論。

著者略歴

著:杉浦 康平
1932年、東京生まれ。グラフィック・デザイナーとして数多くのクリエイターに影響を与え、代表作は『伝真言院両界曼荼羅』(平凡社)、『全宇宙誌』『人間人形時代』(共に工作舎)など。ライプツィッヒ装幀コンクール特別名誉賞、毎日芸術賞、紫綬褒章など受賞多数。現在、神戸芸術工科大学名誉教授および同大のアジアンデザイン研究所所長。

ISBN:9784875024590
出版社:工作舎
判型:A5
ページ数:297ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2014年09月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:AFT