杉浦康平デザインの言葉
文字の靈力
著:杉浦 康平
紙版
内容紹介
松岡正剛氏との対談に始まる、文字文化に焦点を当てた論考集。東アジア文化圏形成の礎となった漢字は、東洋の宇宙観とむすびついてきた。白川静氏の漢字学に触発され、またグラフィックデザイン界を先導してきた著者が「漢字」の諸相をひも解く。
目次
人のふるまいをのせて全存在を映し出す文字、不死の夢を託された文字、邪気を封じる文字…。
東アジア文化圏形成の礎となった漢字は、東洋の宇宙観とむすびついてきた。靈力を放射する漢字を、デザイナーの視点で読みとく。白川静の漢字学に触発され、自身もアジア各国を旅してきた著者による文字論。