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選挙はまちづくり

わかりやすく・おもしろく 公開政策討論会条例ができるまで

編著:松下 啓一
他著:田村 太一
他著:穂積 亮次

紙版

内容紹介

市長選挙の候補者たちが、公開の場、市民の前で政策を戦わせる「公開討論会」。
新城市で成立した「市長選挙立候補者公開討論会条例」の成立過程が面白くよくわかる。
市が条例で公開討論会の実施を定め、候補者同士が真摯に市の未来を語り合う。
選挙は、投票はまちづくり―市民の権利であり、未来を決める責任。
市民や行政が英知を絞って創ったこの制度がよくわかる。今、必読の1冊。

目次

はじめに

Ⅰ.市長選挙立候補予定者公開政策討論会条例の意義と論点

 1.市長選挙立候補予定者公開政策討論会条例とは何か
 2.なぜ公開政策討論会条例なのか
 3.公開政策討論会の制度設計─意義・目的
 4.新城市の公開政策討論会─条例化の政策事実
 5.制度化に当たっての論点


Ⅱ.公開政策討論会の開き方─新城市方式

 1.新城市における公開討論会
 2.公開政策討論会の前提
 3.公開政策討論会の準備
 4.企画の立案
 5.公開政策討論会の運営
 6.開催記録
 7.ふりかえって
 8.合同個人演説会

Ⅲ.《対談》「まちづくり×政治づくり」が生み出す自治社会の新しい可能性
  ─市長選挙公開政策討論会条例がめざすもの

 1.公開政策討論会を起動させるもの─それは住民意思
 2.「選ぶ意思×選ぶ行為=選ぶ主体」はどうつくられる─公職選挙法から条例を考える
 3.選択権の行使─喜びと苦痛の分かれ目
 4.「熟議の民主主義」
 5.まちづくり×選挙─ハイブリッド条例の本質─市民自治会議での議論をとおして
 6.「地域起点の民主主義」
 7.地方制度のあり方と自治体職員の行動様式

Ⅳ.新城市市長選挙立候補予定者公開政策討論会条例と解説

あとがき
著者略歴

著者略歴

編著:松下 啓一
地方自治研究者・実践者(元相模女子大学教授)。
他著:田村 太一
株式会社田村組代表取締役。
他著:穂積 亮次
愛知県新城市長。

ISBN:9784872998610
出版社:イマジン出版
判型:A5
ページ数:178ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2020年11月
発売日:2020年11月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPT