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帝国日本の移動と動員

編:今西 一
編:飯塚一幸
他著:石川亮太

紙版

内容紹介

日本がアジアに侵略した時代。朝鮮沿岸への出漁、台湾高地での土地の囲い込み、満州の鉱業移民他を検証、国内、硫黄島の住民問題、また朝鮮における愛国婦人会活動、在韓日本人女性の帰還ほか全10章に亘って詳細に論じる。

目次

序「満洲移民」研究の問題点 <br>
1, 日清戦争前後の「朝鮮通漁」と出漁者団体の形成 <br>       
2, 明治の技師山本小源太の軌跡 <br>
3, 台湾高地先住民の土地と生の囲い込み <br>
4, 樺太における「国内植民地」の形成 <br>
5, 満洲鉱業移民構想の成立と挫折 <br>
6, 北硫黄島民の生活史における移動とディアスポラ化<br>
7, 植民地朝鮮における妓生の再組織化と社会的活動 <br>
8, 明治大正期の樺太・サハリンにおける公娼と半公娼 <br>
9, 植民地朝鮮における愛国婦人会 <br>
10, 在韓日本人女性の戦後 <br>

著者略歴

編:今西 一
今西 一
大阪大学大学院文学研究科招聘教授・小樽商科大学名誉教授
編:飯塚一幸
飯塚一幸
大阪大学大学院文学研究科教授
他著:石川亮太
石川亮太
立命館大学経営学部教授

ISBN:9784872595963
出版社:大阪大学出版会
判型:A5
ページ数:346ページ
定価:5800円(本体)
発行年月日:2018年01月
発売日:2018年01月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KC