奥村一郎選集 2
多文化に生きる宗教
著:奥村 一郎
解説:橋本裕明
紙版
内容紹介
福音は文化に根ざすことによってさらに輝きを増し、さまざまな宗教は互いに学び合ってこそ共に豊かになれる――日本で福音が開花することを願いつつ、宗教対話を重ねることによって得られた視点は、日本とキリスト教を見つめる糸口を提供し、さらには現代における寛容と平和へ至る道を差し示す
目次
目次
Ⅰ 宗教対話と霊性交流
第一章 大いなる賭け――宗教対話
第二章 対話と交流
第三章 『希望の扉を開く』をめぐって
第四章 対 話――その神学と霊性
第五章 扉が壊された――対話と交流を顧みて
Ⅱ 東 と 西
第六章 ぜいたくな問い
第七章 東と西の思考形態
第八章 日本人とキリスト教――遠藤文学の魂
第九章 キリスト教と諸宗教――宗教の多様性について
第十章 原色の神
第十一章 「我を誰なりと言うか」
――講演「東洋思想とカトリック」に寄せて
Ⅲ アジアにおけるキリスト教
第十二章 アジアにおけるカトリックの現代的課題
――インカルチュレーション(文化的受肉)
第十三章 キリスト教の土着化
第十四章 東西南北
解説 橋本裕明(名古屋芸術大学教授)
ISBN:9784872320596
。出版社:オリエンス宗教研究所
。判型:4-6
。ページ数:260ページ
。定価:2000円(本体)
。発行年月日:2009年02月
。発売日:2009年02月14日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRM。