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開篇 単刊 No.18

陸法言『切韻』研究

著:藤田拓海

紙版

内容紹介

中国・隋代の音韻学者陸法言によって作られた韻書についての研究。
著者の博士論文をまとめたもの。
印刷はモノクロだが、付属のCDにはカラー版と本書に収めることが出来なかったデータを付してある。

目次

【目次】
序章
第1章 『切韻』残巻研究史
第1節 出土残巻と伝世残巻
第2節 残巻の紹介と研究
第3節 テクストと判読
第4節 残巻の分類とその特徴
第5節 陸法言『切韻』復元の試み

第2章 『切韻』各論
第1節 『切韻』残巻各説
第2節 陸法言『切韻』復元の方法
第3節 『切韻』における増補と省略
第4節 『切韻』諸本と音類

第3章 切韻注
第1節 平声
第2節 上声
第3節 去声
第4節 入声

著者略歴

著:藤田拓海
1987年6月21日茨城県生まれ。県立水戸工業高等学校卒業。いわき明星大学(現:医療創生大学)卒業。二松学舎大学大学院博士前期・後期課程修了。博士(文学)。主な論文に「『新撰字鏡』中の『切韻』について」(『日本語の研究』15(1)、2019)、「『切韻』S2071(切三)所増の又音反切について」(『中国語学』266、2019)などがある。

付属物

本文200頁分と資料部分351頁分(彩色あり)

ISBN:9784872202410
出版社:好文出版
判型:A4
ページ数:200ページ
定価:4000円(本体)
発行年月日:2023年12月31日
発売日:2023年12月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CFH
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:2GDC