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増補新版英語への旅

世界を席巻する言語の正体

著:ジュヌヴィエーヴ・エルヌフ
訳:内田 謙二

紙版

内容紹介

英語はウイルスだ!——フランス人の女性著者が、世界中で猛威をふるう覇権言語の歴史と仕組みを欧州人ならではの視点から詳細に解析し、わたしたち日本人にとってかけがえのない“免疫”=母国語を取り戻す術を具体的に提言する。「R」と「L」の聞き分け方等、他の書籍には載っていない、この本ならではのユニークで役立つ知識や情報が満載。

目次

はじめに
英語の世界化、ジャンヌ・ダルクの罪?/英語は鯨に乗って日本へ/「マックドナルズ」日本初の英語塾/日本人が英語を話し始めるとき/英語、この育ちの悪い言葉/英語はどのように出来たか/英語、フランス香水で装ったドイツ輸出品/フランスはなぜ英王家を愛し、英語を憎むか/英語と仏語の関係/ビスマルクができなかったこと/英語化への抵抗、ドイツ版/ドイツの復讐/一番乗りの悲劇、北米大陸版/ラ・サール神父、ミシシッピー河を下る/カナダでの戦い/英仏、仲の悪い 2 卵性双生児/インド大陸での争い/南太平洋での睨み合い/カナダ、その後/日本への旅/日本語は悪魔の言葉/国語への愛情/英語はお茶と共に米国へ/英米の辞典争い/「コモンウエルス」対「国際仏語圏機構」/英国の悩み/イギリス英語の行方/英語は変種し、米語となる/英米語の方言/多言語話者の特典/英語が東洋化するとき/ヤマト英語、ジャパニッシュ/米語の内爆/英語離れの時代を待ちながら/最初のグロービッシュはアフリカ語だった/世界が英語へ突進を始めた! /複栽培人間への誘い/2カ国語を使う子供の利点と欠点/イストワール・ベルジュ(笑い話)/日本語と英語が競合するとき/日本語と英語の共通点/正確な日本語を求めて/言葉は人の感性や理性を作る/最後の砦、日本語/式部よ眼を覚ませ、皆の気が狂ってしまった
参考文献
おわりに

著者略歴

著:ジュヌヴィエーヴ・エルヌフ
1945年2月13日、フランス国ロワール・エ・シェール県ラモット=ブーヴロン村生まれ。
訳:内田 謙二
1940年3月17日、韓国釜山市生まれ。フランス在住。

ISBN:9784871960861
出版社:一葉社
判型:4-6
ページ数:272ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2022年05月
発売日:2022年05月23日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:CF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:CJ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 4:2ACB