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ポストカードセット『勝平得之「秋田十二景」小型画集』

絵:勝平得之

紙版

著者略歴

絵:勝平得之
秋田市出身の版画家(1904~71年。本名・得治)。秋田県秋田市鉄砲町(現在の秋田市大町6丁目)の紙すき職人の家に生まれました。幼い頃から絵を描くことが好きで、「絵・彫り・摺(す)り」という一連の版画の工程を独学で習得。終生秋田を離れずに創作を続け、多色刷りの木版画技法を自ら編み出しました。その作品は秋田を訪れたドイツの世界的建築家ブルーノ・タウト(1880~1938年)や、壁画「秋田の行事」を描いた洋画家藤田嗣治(1886~1968年)らに称賛されました。「秋田十二景」は得之の初期代表作。城下町の雰囲気を残す秋田市の街並みや、羽州街道沿いの風景などを描いた12点の組み物作品です。十二景のうち「八橋街道」と「外濠夜景」は1929(昭和4)年、日本創作版画協会展で初入選を果たしました。

ISBN:9784870204249
出版社:秋田魁新報社
定価:1200円(本体)
発行年月日:2022年09月
発売日:2022年09月01日