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百歳の陽気なおばあちゃんが人生でつかんだ言葉

著:佐藤 洋二郎

紙版

内容紹介

人生の経験から生まれたどんな名言よりも輝く21の言葉
激動の時代を乗り越え、女手一つで子どもたちを立派に育てあげたおばあちゃん。
百歳を超えた今でも認知症にもならず健康を保ち、家族に囲まれて幸せに暮らしている。
そんなおばあちゃんから発せられる百年の経験から生まれた言葉は、
不思議な力と説得力を持ち、私たちに生きるためのヒントを与えてくれる。

人生は言葉を探す旅ではないか。いい言葉に出会えば生き方も変わる。希望も生まれてくる。言葉は闇夜の灯台の明かりのようなもので、人生の道しるべになる。
わたしはおしゃべり好きの老母と生活をしていて、読書から得た知識よりも、経験から掴んだ言葉のほうが、そこに心血が注がれていていいと思うようになった。(本書「あとがき」より)

目次

まえがき
① 戦争がないだけでいい。
② 生きているだけで幸福。
③ いい人の真似をすればいいのよ。
④ 米粒は拾えても愚痴は拾えんよ。
⑤ 見栄は大敵。
⑥ うまくいくものは一つもない。うまくいかせるようにがんばるだけ。
⑦ 死ぬまで働きたい。
⑧ おばあちゃんは孫を甘やかすのが仕事。
⑨ どう生きても大差はない。
⑩ なんでも注意をしてやりなさい。
⑪ 惚けるくらいなら死んだほうがまし。
⑫ 文科省は全国的に親不孝者をつくっている。
⑬ なんでも腹六分目。
⑭ 別れないこつは、どんなことがあっても別れないと決心すること。
⑮ 思い出はみな財産。
⑯ 笑顔に勝る化粧はなし。
⑰ 孫が一番、お嫁さんが二番、子どもが三番、お父さんが四番。
⑱ 子どもの悪口はわたしの悪口。
⑲ 約束は物事の始まり、結果は別物。
⑳ 目が悪くなって、逆に人間がよく見えるようになってきたよ。
㉑ 絶対に病気はしない。
あとがき

著者略歴

著:佐藤 洋二郎
佐藤洋二郎(さとう ようじろう)
1949年福岡県生まれ。中央大学卒。主な作品集に『未完成の友情』『福猫小判夏まつり』『グッバイマイラブ』『神名火』『沈黙の神々Ⅰ・Ⅱ』などがある。『夏至祭』で野間文芸新人賞、『岬の蛍』で芸術選奨新人賞、『イギリス山』で木山捷平文学賞。著書多数。

ISBN:9784867820070
出版社:鳥影社
判型:4-6
ページ数:138ページ
価格:1400円(本体)
発行年月日:2023年02月
発売日:2023年02月23日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:DS
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPJ