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抵抗のブルターニュ

言葉と文化を守った人々の闘い

著:大場静枝

紙版

内容紹介

我らの父祖の言葉は死につつある……
ともに覚醒せよ、皆、ともに覚醒せよ!

現在では牧歌的な風景や美しい海岸のイメージのある、
フランス北西部の半島に位置するブルターニュ。
そこには言語を強奪しようとするフランスからの支配に
ペンで抵抗した文学者たちの歴史と、継承が危ぶまれる
ブルトン語を守ろうとする人々の現在があった!
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【目次】
第一部 受難と抵抗
第一章 抗う人々の歴史
第二章 ブルトン語の受難
第二部 民族主義と文学的営為
第三章 『バルザス= ブレイス』の誕生と「バルザス= ブレイス論争」
第四章 ナショナリズムと国民(民族)文学の黎明
第五章 信仰と郷土愛に生きた詩人ブレイモール
第六章 社会参加の詩人カミーユ・ル・メルシエ・デルム
第七章 ブルトン語文学の創造を希求した作家ロパルス・エモン
第三部 戦後の言語放棄と言語復興運動
第八章 ブルトン語の危機
第九章 ブルターニュ地方の言語政策

目次

第一部 受難と抵抗
第一章 抗う人々の歴史
第二章 ブルトン語の受難
第二部 民族主義と文学的営為
第三章 『バルザス= ブレイス』の誕生と「バルザス= ブレイス論争」
第四章 ナショナリズムと国民(民族)文学の黎明
第五章 信仰と郷土愛に生きた詩人ブレイモール
第六章 社会参加の詩人カミーユ・ル・メルシエ・デルム
第七章 ブルトン語文学の創造を希求した作家ロパルス・エモン
第三部 戦後の言語放棄と言語復興運動
第八章 ブルトン語の危機
第九章 ブルターニュ地方の言語政策

著者略歴

著:大場静枝
早稲田大学大学院文学研究科フランス文学専攻博士課程単位取得満期退学、ポワティエ大学大学院博士課程修了(文学博士)。現在、広島市立大学国際学部教授。フランス文学、地域文化研究(ブルターニュ地方)専攻。共著に『二つのケルト:その個別性と普遍性』(世界思想社、2011)、『祈りと再生のコスモロジー:比較基層文化序説』(成文堂、2016)、『周縁に目を凝らす:マイノリティの言語・記憶・生の実践』 (彩流社、2021)、共訳に『バルザス= ブレイス ブルターニュ古謡集』(彩流社、2018)など。

ISBN:9784867800195
出版社:小鳥遊書房
判型:A5
ページ数:496ページ
定価:4200円(本体)
発行年月日:2023年07月
発売日:2023年07月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB