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入院時重症患者対応メディエーター養成テキスト

編:日本臨床救急医学会 教育研修委員会 入院時重症患者対応メディエーター養成小委員会
監:一般社団法人日本臨床救急医学会/一般社団法人日本クリティカルケア看護学会
著:救急認定ソーシャルワーカー認定機構

紙版

内容紹介

講習受講者はもちろん,入院時重症患者対応メディエーターに
かかわるすべての人へ

重症患者やその家族らと医療者の架け橋となって対話を促進し,意思決定支援を行う入院時重症患者対応メディエーター。
その養成講習用テキストとして本書が誕生しました。
入院時重症患者対応メディエーターが活躍し,重症患者に効果的な支援を行うためには多職種の理解が必須です。
講習の受講者・修了者だけでなく,入院時重症患者対応メディエーターの役割を理解する必要のあるすべての医療関係者必読の一冊です。
●講習用資料を全面的に改訂!
●2022年度より新設の「重症患者初期支援充実加算」の説明を追加!
●対話の場の設定から視線の動きに至るまで,具体的なメディエーションスキルを解説!

目次

第Ⅰ章 重症患者の支援
1 重症患者の治療限界と意思決定支援
2 終末期医療(人生の最終段階における医療)に関するガイドライン
3 重症患者初期支援充実加算

第Ⅱ章 総論
1 入院時重症患者対応メディエーターの定義と役割
2 入院時重症患者対応メディエーターの養成と現場のサポート体制
3 入院時重症患者対応メディエーターが知っておくべき臨床倫理
4 意思決定支援

第Ⅲ章 各論
1 入院時重症患者対応メディエーターの業務
■入院時重症患者対応メディエーターの業務内容
■メディエーションにおける患者・家族らとの関係構築
■メディエーションにおける医療チームとの関係構築
■医療ソーシャルワーカーとの連携
■臨床心理士との連携
■移植コーディネーターとのかかわり
■現場で起こり得る問題とその対処:看護師の立場から
■現場で起こり得る問題とその対処:ソーシャルワーカーの立場から
■現場で起こり得る問題とその対処:臨床心理士の立場から
■多職種カンファレンスと記録
■支援にかかわるマニュアル整備
2 救急・集中治療領域におけるメディエーションの理論と技法
■ナラティブの差異—患者・家族らの視点を理解する
■IPI 概念—患者・家族らの想いを理解する
■自己紹介とかかわり方
■対話の場の設定と基本
■対話の進め方—受け止めと問いかけによる促進
3 各領域における急性期重症患者の病態
■救急領域
■脳神経外科領域
■集中治療領域
■脳死と臓器・組織提供

ISBN:9784867190678
出版社:へるす出版
判型:B5
ページ数:104ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2023年05月
発売日:2023年05月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ