紅文庫
大江戸みだら帖
著:睦月影郎
紙版
内容紹介
先輩の由貴子の好意で古い隠居所を仮住まいにした大学四年生の文明は、気が付くと隣接する土蔵から、作務衣を着たまま文政年間の浅草に移動した。
ほどなく、武家娘の佐江が現れ、自慰を窃視。見つかると仙界の者と懐かれる。
やがて佐江の母の志保、未通のお手伝い咲とも情を重ね、由貴子までが時を超えてやってきた……。
誰もが淫らな気持ちに正直になれる――
快感が次第に恋慕にかわるとき、惜別の想いに包まれる、時代官能傑作!
目次
第一章 過去への抜け穴
第二章 奥方の熟れ果肉
第三章 未通女の好奇心
第四章 憧れ現代美女と
第五章 美女に挟まれて
第六章 過去と未来の宴