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農ある世界と地方の眼力4

令和漫筆集

著:小松泰信

紙版

内容紹介

本書は、JAcom・農業協同組合新聞の「地方の眼力」に掲載された50編からなる第4弾である。コロナ禍、女性の貧困、SDGs、地方創生等を扱った「農ある世界」に関わる諸問題に希望を求めて鋭く斬ったウィークリー漫筆集。

目次

はじめに
打てる手は打て
キー・ワーカーへの敬意と評価
アベノクライシス
コロナが迫る人間中心主義の放棄
「密」がだめなら「疎」だね~
火事場泥棒の次なる獲物
種苗問題は「いのち」への問いかけ
コロナ禍が教える地方と政治のありよう
適疎な地方的生活の価値
どこへ行ったの国難は
民意に死角なし
税金は毒まんじゅうと化す
ユリコアラート
コロナ禍から地域医療を守れ
「新たな日常」まで指図するな
バ・カ・チ・オ・ン
おっさんだらけは、だらけるよ
鎮魂の8月を穢すのはだれだ
規制虫はステイホーム
痛んだ傷は負の遺産
空前政権を絶後政権に
良い子は真似しないでね
継承に警鐘を乱打せよ
SDGsを忘れるな
早まるな! 女性たち!
ベーシックインカムと農業政策
ノーベル平和賞と叫び
再生可能エネルギーで地域再生
所信表明への書信
ヘイゾウの挑発と労働者協同組合
ヒデキとハリス
「種苗法の一部を改正する法律案」を廃案へ
慌てるなかれ川辺川ダム ほか

著者略歴

著:小松泰信
1953年長崎県生まれ。鳥取大学農学部卒、京都大学大学院農学研究科博士後期課程研究指導認定退学。(社)長野県農協地域開発機構研究員、石川県農業短期大学助手・講師・助教授、岡山大学農学部助教授・教授、同大学大学院環境生命科学研究科教授を経て、2019年3月定年退職。同年4月より(一社)長野県農協地域開発機構研究所長。岡山大学名誉教授。専門は農業協同組合論。

著書に『非敗の思想と農ある世界』(2009年、大学教育出版)、『地方紙の眼力』(共著、2017年、農山漁村文化協会)、『隠れ共産党宣言』(2018年、新日本出版社)、『農ある世界と地方の眼力』(2018年、大学教育出版)『農ある世界と地方の眼力2』(2019年、大学教育出版)、『共産党入党宣言』(2020年、新日本出版社)、『農ある世界と地方の眼力3』(2020年、大学教育出版)などがある。

ISBN:9784866921631
出版社:大学教育出版
判型:A5
ページ数:222ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2021年11月
発売日:2021年11月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCVD