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実証的教育研究の技法

第3版

著:西川 純

紙版

内容紹介

現場教師の修士論文作成に携わってきた著者が、彼らが最もつまずくのは、「研究のとっかかり」、「データの定義」、「具体的な論文の記述」の3つについてであるとの認識から、院生のための論文の書き方について解説。

目次

第1部 計 画
第1章 研究のテーマ
第2章 調査内容・方法
第3章 調査対象
第4章 計画の注意
第2部 分 析
第1章 統計分析における注意
第2章 尺 度
第3章 カテゴリー化
第4章 危険率・有意水準
第5章 検 定
第6章 相 関
第7章 対応のあるデータ、ないデータ
第8章 文献の紹介
第9章 質的研究に関して
第10章 それでも質的研究をやりたい人のために
第3部 論文の記述
第1章 目 的
第2章 方 法
第3章 結 果
第4章 結 論
第5章 レファレンス
第6章 口頭発表に関して
第7章 全体的な記述上の注意
補遺1 指導教官とのつきあい方
補遺2 大学院で教育研究を行いたい人(特に現職教員)のためのメモ)

著者略歴

著:西川 純
西川 純 (にしかわ じゅん)
1959 年 東京生まれ
1982 年 筑波大学第二学群生物学類卒業
1984 年 筑波大学教育研究科修了(教育学修士)
1985 年 都立高校教諭
1989 年 上越教育大学助手
1990 年 「生物・地学教師と大学生の巨視的時間概念の研究」科学教育研究奨励賞(日本科学教育学会)
1993 年 「巨視的時間概念の発達と指導法の研究」平成5年度 表彰((財)日本教育研究連合会)
1995 年 上越教育大学助教授
1998 年 研究奨励賞(日本理科教育学会)
2000 年 学会賞(日本理科教育学会)
2002 年 上越教育大学 教授
2003 年 博士(学校教育学) 兵庫教育大学連合博士課程
理科を学ぶ学習者の認知分析、特に巨視的時間概念の形成過程と指導法の研究を専門としている。
最近は、学習者の学び合いの過程に関する研究を行っている。

ISBN:9784866920344
出版社:大学教育出版
判型:A5
ページ数:158ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2019年06月
発売日:2019年06月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN