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人生に「意味」なんかいらない

著:池田 清彦

紙版

内容紹介

■巷間に流布する「意味のある生き方をしよう」「役に立つ生き方をしよう」
などという甘言をぶった斬り、息苦しさから解放される痛快エッセイ!!

■「意味」を求めすぎると、目の前の幸せが逃げる。
人は過度に意味を求めるからこそ、自分の人生の無意味さに不安になり、息苦し
くなる――。そうした主張のもと……
◎なぜ人間は意味を探そうとするのか?
◎人間や動物の形質に意味はあるのか?
◎動物はなんのために生きているのか?
◎無駄はいらないのか?
といった哲学的な疑問を、生物学をはじめ歴史、経済、宗教などの視点から平易
な言葉で縦横に説き、現代人の心を呪縛している人生指南を大きく変換する。

目次

もくじ
「意味を求める病」を手放す授業
「意味のある生き方をしなくてもいい」
「役に立つ生き方をしなくてもいい」
「無駄な生き方をしてもいい」
第 1 章 本当に生きることに意味はあるのか?
第 2 章 資本主義にも労働にも意味がない
第 3 章 生物の形態に意味があるとは限らない
第 4 章 意味がないものへの恐怖と「意味という病

著者略歴

著:池田 清彦
【著者プロフィール】
1947 年、東京都生まれ。生物学者。東京教育大学理学部生物学科卒、東京都立大学大学院理学研究科博士課程生物学専攻単位取得満期退学、理学博士。
山梨大学教育人間科学部教授、早稲田大学国際教養学部教授を経て、現在、早稲田大学名誉教授、山梨大学名誉教授。
高尾 599 ミュージアムの名誉館長。
生物学分野のほか、科学哲学、環境問題、生き方論など、幅広い分野に関する著書がある。フジテレビ系『ホンマでっか !?TV』などテレビ、新聞、雑誌などでも活躍中。著書に『騙されない老後』『平等バカ』『専門家の大罪』(ともに扶桑社新書)、
『SDG sの大嘘『バカの災厄』(ともに宝島社新書)、『病院に行かない生き方』(PHP 新書)、『年寄りは
本気だ:はみ出し日本論』(共著、新潮選書)など多数。

ISBN:9784866802473
出版社:フォレスト出版
判型:4-6
ページ数:208ページ
定価:1650円(本体)
発行年月日:2023年11月
発売日:2023年11月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:VS