シベリア抑留者の想い出
著:澤田精之助
編:下山礼子
紙版
内容紹介
満州で軍隊生活を送り、敗戦後シベリア抑留を体験した著者は、その経験を絵巻物として遺した。その絵巻物を原典のまま書籍化。戦後77年、約60万人のシベリア抑留体験者の多くが亡くなり、さまざまな経験が風化しつつあるなかで、貴重な史料的価値がある本書。
ウクライナへのロシア侵攻が深刻な事態を迎えている今、戦争の現実とはどういうものかを多くの読者に伝える、時宜に見合った書籍といえる。