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鯨々 GEIGEI 4

詩的メディア

編:渡辺 玄英

紙版

内容紹介

詩人・文芸評論家の北川透と、詩人渡辺玄英らが中心となって結成された「鯨々同人会」による同人誌。
「これまでの〈もの書き〉としてのわが生涯は、同人誌活動によってこそ、支えられてきた」とする北川「西日本新聞」2019年9月8日)と、若手の詩人らが生みだす新しい詩と評論への挑戦。

目次

【詩】
雄鶏と卵 三篇 北川透
ぼくと犬と 中原秀雪
石屋の人たち 沢田敏子
死者の栞 3 模土 靭
旅人 那須 香
拝啓、薫風にねむる 鶯 奈日
夏  石松 佳
うめぼし食堂 竹中優子
永遠/理由(二編) 魚本藤子
雛人形  山口賀代子
感染  魚住珊瑚
機能まで地球の夢を見ていた 渡辺玄英
ゴジラ あるいは戦後史への長いお別れ

【評論】
誰もがいる場所 第四回谷川俊太郎『私の胸は小さすぎる』まで 北川 透
荒川洋治ノートⅢ 越前 三国への旅 中原秀雪
ポストコロナの可能性としての「女子たち」 ①はじめに 呪いを解く鍵はどこにあるのか? 池上貴子
谷崎潤一郎論Ⅳ 男性性の開放と豊穣 有沢裕紀子
太宰治とフランソア・ヴィヨン 太田千昭
幸田露伴「運命」への道(一) 受難の文法 奥野政元

【エッセイ】
贄としてのゴジラ 3帝都炎上 渡辺玄英

編集後記/同人一覧/「鯨々」誌投稿規定

ISBN:9784866560816
出版社:海鳥社
判型:A5
ページ数:92ページ
定価:800円(本体)
発行年月日:2020年08月
発売日:2020年08月01日