内容紹介
シベリア抑留生活の中での体験を、戦後も辿り直し、追体験し、自己審問する詩人・石原吉郎。その姿勢[位置]を、隠せるだけ隠すという方針で書かれた石原の詩やエッセーを通して読み解いていく。青春の日々を苦悶する「薫君」を論じた「庄司薫の狼はこわい」他を収録。
著者略歴
著:新木 安利
1949年、福岡県椎田町(現・築上町)に生まれる。北九州大学文学部英文学科卒業。元図書館司書。1975年から『草の根通信』の発送を手伝う。
【著 書】『くじら』(私家版,1979年)『宮沢賢治の冒険』(海鳥社,1995年)『松下竜一の青春』(海鳥社,2005年)『サークル村の磁場』(海鳥社,2011年)『田中正造と松下竜一』(海鳥社,2017年)
【編著書】 前田俊彦著『百姓は米を作らず田を作る』(海鳥社,2003年)『勁き草の根 松下竜一追悼文集』(草の根の会編・刊,2005年)『松下竜一未刊行著作集』全五巻(海鳥社,2008年~2009年)
ISBN:9784866560410
。出版社:海鳥社
。判型:4-6
。ページ数:250ページ
。定価:1800円(本体)
。発行年月日:2018年12月
。発売日:2018年12月19日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ。