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杉山清貴&オメガトライブ 35年目の真実

林哲司が作り上げた哀愁サウンドの秘密

著:梶田昌史
著:田渕浩久

紙版

内容紹介

デビュー35周年!
杉山清貴&オメガトライブの書籍が刊行決定!

2年8ヵ月という短い活動期間だったにも関わらず、
時代を超えて愛されるあの哀愁サウンドの深海へ――。

サウンド面のブレインとして
シングル全曲を含む計30曲で作曲・編曲を担当した林哲司による証言を軸に、
名コンビとして知られた作詞家・康珍化、
鮮明にあの日を蘇らせる澄んだボーカル、杉山清貴ほか、
“オメガサウンド”を決定づけたプロジェクトの要人たちが今、
当時の制作&レコーディング現場について語る!!

杉山清貴&オメガトライブとは?
前身バンド「きゅうてぃぱんちょす」時代に第19回(1980年)ヤマハポプコンで入賞。その後、元アウト・キャストのギタリスト藤田浩一がオーナーを務めていたトライアングル・プロダクションに所属し、83年4月に「SUMMER SUSPICION」でデビュー。林哲司(作編曲)&康珍化(作詞)のコンビをメインに楽曲が制作され、「君のハートはマリンブルー」、「ふたりの夏物語」などのヒット曲を生んだ。しかしバンドはデビューから2年8ヵ月で解散。杉山清貴はソロに、高島信二(g)・西原俊次(k)のふたりは、1986オメガトライブ(のちのカルロス・トシキ&オメガトライブ)のメンバーとして活動した。2004年に一度再結成、さらにデビュー35周年となる2018年5月5日にも再集結し、2019年には全国ツアーが行われる。

■目次■
序:
まえがきに代えて~トライアングルプロダクションと藤田浩一

全楽曲INDEX
第1章 Blue gray of sorrow
 [interview] 林哲司
第2章 Even though far apart, still in touch
 [interview] 康珍化
 [interview] 杉山清貴
第3章 The central function of the project
 [interview] 志熊研三
 [interview] 松下誠
 [interview] 内沼映二
第4章 Great performers, Great alternatives
 [interview] 村上“ポンタ”秀一
 [interview] 富倉安生
 [interview] 今剛
 [interview] 梅原篤

付録 トラックシート解説
特別項[interview] 松橋繁
あとがき

著者略歴

著:梶田昌史
1971年生まれ、東京都出身。小学生の時に聴いたYMOをきっかけにスタジオ・ミュージシャンに興味を持ち、ドラマー島村英二との出会いによって、中学生の頃から多くのプレイヤー、アレンジャーと親交を深める。80年代から担当ディレクターなどに自ら電話をかけ、参加ミュージシャンのリサーチ活動やスタジオ訪問、プレイヤー視点での楽曲研究を行っている。共著に『ニッポンの編曲家』、『作編曲家 大村雅朗の軌跡』がある。
著:田渕浩久
1976年生まれ、兵庫県出身。DU BOOKS編集担当。共著に『ニッポンの編曲家』、『作編曲家 大村雅朗の軌跡』がある。

ISBN:9784866470696
出版社:DU BOOKS
判型:A5
ページ数:288ページ
定価:2300円(本体)
発行年月日:2018年08月
発売日:2018年08月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVL