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入門者のための「合唱の要点」

著:鵜川敬史

紙版

内容紹介

合唱とはいかなるものか。これだけは身につけて欲しい合唱の基礎知識。
知っているようで知らない合唱の基本、歴史。
過去の知恵に学び、現在に生かし、そして将来を考える。

目次

第1部 合唱の要点
1.合唱とは如何なるものか
2.合唱の基本とは
3.演奏会と発表会
4.「合唱団」と「愛好会」
5.姿勢
6.発声の基本とは
7.パート分け
8.音程不良の原因
9.和音の練習
10.練習の心がけあれこれ
11.ステージマナー
12.合唱団活動の成功と失敗
13.聞き慣れない外国語の歌
14.教育現場における合唱団作り
15.年配者の合唱活動
16.盲学校で学んだこと
17.指揮をすること
18.拍子について
19.演奏効果

第2部 合唱音楽の歴史と鑑賞
1.歴史を学ぶ意義
2.合唱の歴史と鑑賞
3.「グレゴリオ聖歌」
4.多声音楽の芽生え
5.ルネサンス時代(14~16世紀)を俯瞰する
6.14世紀の音楽
7.15世紀の音楽
8.16世紀の前期の音楽
9.16世紀の後期の音楽
10.ポリフォニー音楽の歌い方
11.ルネサンス音楽のプレーヤーたち
12.Palestrina の演奏における一考察(私見)
13.バロック時代の合唱音楽
14.バロック時代その後

第3部 合唱の将来を考えよう
1.我が国の合唱と将来

著者略歴

著:鵜川敬史
 戦後満州より引き揚げる。福島大学学芸学部音楽科を卒業。福島県高等学校音楽科教員として採用され、初任校は福島県立福島盲学校高等部。その後福島県立郡山女子高校、福島県立福島高校を歴任。福島盲学校では合唱部を創設し、一般高校生の音楽祭に参加させ、演奏を披露し話題になった。また全日本盲学生音楽コンクールにおいて昭和41、42年全国大会で優勝した。その後郡山女子高校に赴任し、当時新分野として登場したルネサンスポリフォニー音楽を専門的に取り上げ、皆川達夫先生のお計らいによりFM放送で全
国に放送しポリフォニー音楽の普及に貢献した。その後福島高校に転任となり合唱部と管弦楽部の指導に当たり、合唱部は全日本合唱コンクール全国大会において平成9、10年金賞、特別賞を受賞した。この際歌われた難曲「王孫不帰」の楽譜が、市場に復活することになった。管弦楽の方は愛好会を管弦楽部として昇格させ毎年プロ演奏家との共演で技術の向上を図った。以上3校とも合唱部を全国大会の常連校に育て上げた。

ISBN:9784866416953
出版社:リフレ出版/東京図書出版
判型:A5
ページ数:232ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2024年04月
発売日:2024年04月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVP