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こどもたちにどう向き合えばいいのか

―臨床心理士として感じてきたこと―

著:稲沼邦夫

紙版

内容紹介

 「果たしてこれでいいのだろうか?」 主体性をもって生き抜くよう育てるには

目次

はじめに

主体性が感じられないこどもたち
自分本位(ジコチュー)のこどもたち
発達障害では? と指摘されるこどもたち
ゲーム依存のこどもたち
こどもたちの背景、何が問題か
 ▪やはり過保護や過干渉、そうなってしまう背景
 ▪目立つ、大人の「未熟性」、「モラル」の低下
 ▪「モラル」の低下は教える側でも
 ▪責任回避が目立つ大人の社会、こどもにも影響
 ▪物的には豊かになった社会環境、精神的には?
 ▪SNSの世界に浸るこどもたち
 ▪少子化問題も少子 化、一人っ子家族が抱える問題、「母子密着」 家族崩壊に至ったある例
こどもたちに大人はどう向き合えばいいのか
 ▪こどもの主体性を育て、自立させるスタンスで
 ▪過保護、過干渉をやめる
 ▪基本的に「大人」扱いをする
 ▪過去、現在、未来と時間軸をもたせる
 ▪不安や葛藤は乗り越えさせるスタンスで
 ▪かかわり方は基本的にエクスポージャー的対応で
 ▪現実と向き合わせる
 ▪ストレス耐性を養う
 ▪プライドを尊重する

本書の課題をとりあえず終えるにあたって

著者略歴

著:稲沼邦夫
1949年生まれ。臨床心理士。茨城大学教育学部卒業、同大学教育専攻科(教育心理学専攻)修了。
㈶ 茨城県メディカルセンターを経て茨城県立こども病院(臨床心理科)に勤務。定年退職後、日立製作所日立総合病院、茨城県立こころの医療センター、茨城県教育研修センターなどで、主にこどもに対する心理カウンセリングを担当。
著書『こどもの摂食障害 エビデンスにもとづくアプローチ』(金剛出版)。

ISBN:9784866414560
出版社:リフレ出版
判型:4-6
ページ数:154ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2021年10月
発売日:2021年10月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBS