出版社を探す

詩集 春のスケッチ

第4版

著:久保 仁

紙版

内容紹介

「第一部 春のスケッチ」「第二部 世界論」の二部構成。気象現象についての新しい見方や感じ方、また青春や恋愛の興奮と苦悩、生命や自然現象に対する新しい考え方を提案。

目次

はしがき

第一部 春のスケッチ
二月の朝 ─都会に暮らす早春賦─
母さんの南紀旅行 ─ 戦後、開拓農家として生きた母の旅行風景─
春のスケッチ
都立大学駅 5月
敦子 二十二
春の世界論 ─五月の陽射しの中で─
空の神話 ─小さい時の世界論─

女達の世界論
婚約
早春の憂い
感情の苦悩について
寒い
歳月 ─心の傷の癒しについて─
寂しさについて
口語定型詩「房総春恋の歌」、詩作の背景と想い
房総春恋の歌 ─青春の苦悩について─

第二部 世界論
海岸で
思い出 ─独り遊びの記憶─
縄文の山猫 ─ 八戸市根城、「丹後平遺跡」の発掘現場で─
ニュータウン
梅雨 ─照葉樹林文化の伝播について─
初夏の夜の生命論
7月10日の世界論 ─地球空間生命論入門─
物理用語を使った表現の解説

著者略歴

著:久保 仁
青森県生まれ。八戸工業高等専門学校卒業。東京都内で、警備会社の巡回警備員・管制、ソフトウェアハウスのプログラマ・SEなどの職を経た後、Uターン就職で帰省し、コンピュータ専門学校の教員などを経て、当時の光星学院八戸短期大学に教員として採用され、八戸学院大学短期大学部ライフデザイン学科教授、兼光星学院本部監査室勤務後、退職。研究テーマは、「汎用ビジネスソフトの効果的教育方法の研究」、「宮沢賢治の詩の現代語解釈」、「安藤昌益思想の現代的解釈」など。第一種情報処理技術者などの資格取得。詩作グループに所属しておらず、自費出版のみを考えて現在に至る。詩作態度としては、一、二年詩作に熱中する時期があり、詩作に疲れて数年何も書かない期間があり、また数年熱中する、というようなことを続けてきている。「詩とは、この『生きている世界』を謳うことだ」というのが、現時点での「詩」についての理解である。『生きている世界』には、もちろん人生における喜怒哀楽を含み、それ以外にも「私たちを取り巻くこの世界が、私たちと違う生き方で生きていると感じられる」、そういう生きている世界を含む。

ISBN:9784866413280
出版社:東京図書出版
判型:A5
ページ数:152ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年03月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ