『都鄙問答』と石門心学
近世の市場経済と日本の経済学・経営学
著:由井 常彦
紙版
内容紹介
『都鄙問答』は江戸時代中期に石田梅岩が著した商人道の古典です。市場経済が訪れた新しい階級の商人に対して、遵守すべきモラルと経営の心得を説いています。石田梅岩の商人道は、彼の没後、石門心学と称され、全国各地に伝えられ、身分の差別なく受け入れられました。明治維新後の近代日本においても、多くの人々の精神的な基盤となり、その命脈を保ちました。そして現在も、『都鄙問答』と石門心学は、日本の経済学・経営学の基礎となっています。
目次
序説
第一部 『都鄙問答』を読む
第二部 石田梅岩の生涯と市場経済到来の時代
第三部 江戸時代の石門心学
第四部 近現代日本と石門心学
終章 「道と心の経営」の今
ISBN:9784866000602
。出版社:冨山房インターナショナル
。判型:4-6
。ページ数:312ページ
。定価:2400円(本体)
。発行年月日:2019年03月
。発売日:2019年03月11日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ。