著:新川 和江
1929年茨城県結城市生まれ。疎開で結城に滞在していた西条八十に師事。詩風は多様で詩集刊行・受賞歴は多く、現代日本の代表的な詩人である。『ローマの秋・その他』、『土へのオード13』、『火へのオード18』、『水へのオード16』、詩とエッセイ集『詩が生まれるとき』他。代表詩に「私を束ねないで」がある。1983年から1993年まで吉原幸子と共に女性用詩誌「ラ・メール」を刊行・主宰、女性詩人の育成に寄与。子供用の詩集としては、思潮社編現代詩文庫64『新川和江詩集』(1975年)巻末に「幼年・少年詩篇」として、現代詩文庫132『続・新川和江詩集』の巻末に幼年詩集『いっしょけんめい』、『星のお仕事』としてまとめられている。その中の一篇『名づけられた葉』は独立した詩集の題名として出版された。
著:水崎 野里子
1949年日本、東京生まれ。
詩人、歌人、翻訳者、エッセイスト。夫、息子と共に現在は千葉県船橋市に住む。子供二名(息子。今は二名大人に成長)を育てるかたわら大学講師として若い学生に英語を教えても来た。在米経験あり。同じくアジア人と同時に女性であることの自覚意識を世界のマイノリティの詩文化・連帯へと拡げて来た。夫の国際学会同伴、やがて詩人として英語での詩の発表・スピーチ、海外旅行などの経験は多数。詩はかなりの数の外国語に訳されている。イタリア語、中国語、韓国語など。
電子本再版翻訳詩集『英米女性五人詩集』(2017年,ブックウエイ)、新・日本現代詩文庫『水崎野里子詩集』(2018年、土曜美術社出版販売刊)、『世界の詩人たちーー水崎野里子翻訳・エッセイ集1998~2018』(2018年、竹林館):「新川和江論 声を抱く大いなる母性」所収。なお、本書所収の「野原のポプラ」の英訳は 水崎野里子訳でFor a Beautiful Planet (2009, chikurinkan)に初出発表。所属詩誌「PO」他、バイリンガル雑誌「パンドラ」(ブックウエイ刊)主宰。