出版社を探す

中国S級B級論

発展途上と最先端が混在する国

他著:高口 康太
他著:伊藤 亜聖
他著:水彩画

紙版

内容紹介

中国は先進国なのか?途上国なのか?

中国――世界最大の14億人を擁する国、世界第2位の経済大国、米中貿易戦争で世界経済の行方を握る大国。中国のいま、リアルな姿を掴むのは難しいAI、シェアサイクル、キャッシュレス社会などのS級テクノロジーのニュースも増える一方、パクリ天国、危ない中国食品、貧困農民などB級な印象も根強い。中国では途上国が先進国を一足飛びに追い抜く「リープフロッグ現象」が起こっており、「遅れた/進んだ」の捉え方とは違った発展が進行している。激変しつづける中国の現在を、5人の気鋭の専門家が社会、経済、IT、政治、生活の視点から解き明かす!

事例=スマホ世界トップ10のうち7社が中国。AI監視カメラ「天網」が2000万台。個人の信用スコアが普及。シャオミ、テンセント、DJIなどS級企業が続々登場。ビリビリ動画、ティックトックなどのネット人気サービス。都市部の高級大型書店と猫ブーム、農村部の小型EVetc.最先端企業名多数登場。

著者略歴

他著:高口 康太
ジャーナリスト。1976年生まれ。中国経済、企業、在日中国人経済を中心に幅広い分野で取材を続けている。
著書に『現代中国経営者列伝』(星海社新書)など。
他著:伊藤 亜聖
東京大学社会科学研究所准教授、経済学博士(慶應義塾大学)。
著書・共著に『現代中国の産業集積 「世界の工場」とボトムアップ型経済発展』(名古屋大学出版会)、『現代アジア経済論』(有斐閣)等。
他著:水彩画
中国政治ウォッチャー。2004年からブログ「中国という隣人」を運営。公開情報の丹念な分析から信頼性の高い情報を発信し、報道関係者からも高い評価を受けている。

ISBN:9784865811964
出版社:さくら舎
判型:4-6
ページ数:248ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2019年03月
発売日:2019年05月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB