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文豪の凄い語彙力

著:山口 謠司

紙版

内容紹介

芥川、川端、三島……古くて新しくて深い文豪の言葉を手に入れる!

語彙力本の決定版!SNSやメールで平凡な表現しかできない残念な人ではないだろうか?「やばい」を多用してやばい状態になっていないだろうか?語彙力ブームの立て役者・山口先生が近現代の文豪の深い言葉をえりすぐって紹介。今日から使ってみたい言葉、知ってるけど意外な意味のある言葉など、読んで楽しい日本語の数々!文豪の例文入りで、その言葉の使われ方もわかる。

芥川龍之介の「的皪(てきれき)たる花」、内田百閒の「生中(なまなか)手に入ると」、小沼丹の「耄碌(もうろく)していた」、吉川英治の「秀雅な山」、齋藤茂吉の「恬然(てんぜん)としている」、川端康成の「懐郷の情をそそる」、三島由紀夫の「猥褻だ」などなど、文豪の語彙力を身につければ表現力も豊かにアップ!日本語って奥深くて面白い!文豪の似顔絵マンガ入り!

目次

第1章 今日から使ってみたい文豪の言葉
第2章 知ってる言葉・知らない言葉の意外な話
第3章 あの名作がまた読みたくなる言葉
第4章 人生を彩る文豪の言葉づかい

著者略歴

著:山口 謠司
1963年、長崎県に生まれる。大東文化大学文学部准教授。博士(中国学)。大東文化大学大学院に学ぶ。1989年よりイギリス、ケンブリッジ大学東欧学部を本部において行った『欧州所在日本古典籍総目録』編纂の調査のために渡英。以後、10年におよびスウェーデン、デンマーク、ドイツ、ベルギー、イタリア、フランスの各国図書館に所蔵される日本の古典籍の調査を行う。テレビやラジオの出演も多く、NHK文化センター、朝日カルチャーセンター、中日文化センターなどでも定期的に講演や講座を開いている。
著書にはベストセラー『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』(ワニブックス)、『日本語の奇跡』『ん』『日本語通』(以上、新潮新書)、『日本語を作った男』(集英社インターナショナル、第29回和辻哲郎文化賞受賞)などがある。

ISBN:9784865811438
出版社:さくら舎
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2018年04月
発売日:2018年04月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CJBG
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:CFG
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:2GJ