思考力の方法
「聴く力」篇
著:外山 滋比古
紙版
内容紹介
「聴く」ことから「思考する力」が身につく!
「聴く」と「聞く」。「聴く」は注意深く聴くことで、単なる聞こえることとは違う。注意して聴きつづけることはかなり疲れるため、講演会でもつい居眠りしてしまう人は多い。大事なことを聴いて頭に入れる力が弱っているのである。思考の流れについていくのが下手な人が多い日本は、「耳バカ社会」になっている。
知性とは「聴く」「話す」「読む」「書く」の4つがすべて揃って養われる。「読む」「書く」が重視されている現代だが、「聴く力」=人の話をよく聴くことから「思考力」が深まっていく。
思考力の方法としての「聴く力」について考える。
目次
Ⅰ 耳バカ社会
Ⅱ 基本は「聴く話す」
Ⅲ 「読む書く」重視の欠陥
Ⅳ 日本語の大問題
Ⅴ 知は「聴く話す」「読む書く」生活から
ISBN:9784865810066
。出版社:さくら舎
。判型:4-6
。ページ数:208ページ
。定価:1400円(本体)
。発行年月日:2015年03月
。発売日:2015年03月11日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSP。