存在と出来事
著:アラン・バディウ
訳:藤本 一勇
紙版
内容紹介
現代フランス最高の哲学者の主著、ついに完訳!
革命・創造・愛といった「出来事」を神秘化・文学化から奪還し、集合論による「存在」の厳密な記述に基づいて、「出来事」の出来の必然性を数理的に擁護する。アルチュセールの弟子であり、フランスで現役最長老にして最高の哲学者バディウが、数学と哲学の分断を超えてそのラディカリズムの根拠づけを企図し、以後の思弁的実在論への途を拓いた最重要文献が、ついに完訳。