時代区分は本当に必要か?
連続性と不連続性を再考する
著:ジャック・ル=ゴフ
訳:菅沼 潤
紙版
内容紹介
人間の歴史認識において「時代区分」はいかなる意味を持つのか?
我々の歴史認識を強く束縛する「時代」という枠組みは、いかなる前提を潜ませているのか。
アナール派中世史の泰斗が、「闇の時代=中世」から「光の時代=ルネッサンス」へ、という史観の発生を跡付け、「過去からの進歩」「過去からの断絶」を過剰に背負わされた「時代」概念の再検討を迫る。
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はじめに
序 論
古い時代区分
中世の出現
歴史、教育、時代
ルネッサンスの誕生
今日から見たルネッサンス
中世は「闇の時代」か
長い中世
おわりに
謝辞
参考文献一覧
訳者あとがき
人名索引
ISBN:9784865780796
。出版社:藤原書店
。判型:4-6変
。ページ数:224ページ
。定価:2500円(本体)
。発行年月日:2016年07月
。発売日:2016年07月27日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHD。