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納得する日本史 古代史篇

著:鷲田 小彌太

紙版

内容紹介

「異端」かつ「正道」をゆく
推理する楽しみ
★異端や定説など「諸説」を論理的に整理、数々の謎や論争を検証しながら「なるほど、こう考えれば合点がゆく」という道筋を示す、哲学者ならではの画期的な一冊。
★歴史という「作品」を読み解きながら、独自の日本史像を提示する。
▼ヒミコの国(=ヤマイチ国)は九州北部に、ヤマト王朝は大和にあり。
▼縄文期、日本の中心は本州東北部にあった? 東北王朝もあった?
▼聖徳太子は蘇我(大王家)一族。『三経義疏』は真筆? そもそも太子は実在した?
▼初代天皇は天智。2回あった〝皇位〟簒奪事件の真実——大化の改新と壬申の乱。
▼日本書紀は、日本国創建の自画像であり、対唐、対新羅、独立宣言。誰が編纂?
▼「倭の五王」とは何か? 蘇我氏はなぜ「悪人」にされるのか? …………
★本文より……縄文時代と弥生時代の交差を考え、朝鮮半島との連鎖を考えると、5~6世紀頃、「日本」列島には、最低ヤマト倭国(九州王朝?)、大和国(近畿王朝)、そして、東北国(?)の成立を考えることも可能だろう。……

著者略歴

著:鷲田 小彌太
哲学者。
『最終版 大学教授になる方法』『日本人の哲学1~5』(言視舎) ほか著作多数。

ISBN:9784865652604
出版社:言視舎
判型:4-6
ページ数:216ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2023年10月
発売日:2023年10月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ