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文科系のための暦(こよみ)読本

著:上田 雄
監:石原 幸男

紙版

内容紹介

「月に大小があるのはなぜ?」
「なぜ二月だけ日数が少ないのか?」
「オクト(8)ーバーはなぜ10月?」
「旧暦の命運は2032年まで?」……
★数字アレルギーでも大丈夫!
★どのようにして現在の暦は成立したのか、古今東西の暦法を丁寧に辿り、暦のルール、さまざまな「謎」「不思議」を解説。
無根拠な「旧暦礼賛」の流行をただす。

目次

1 暦のルール …数学アレルギーでもわかる暦のルールほか
2 現行暦の源・ローマ暦を探る …逃げる二月は帳尻合わせの月ほか
3 太陰暦から太陽暦へ …シーザー七月と暦に名を遺すほか
4 ユリウス暦からグレゴリオ暦へ
5 年の数え方(歴史を測る物差し) 
6 太陰暦(月の暦) …純粋の月の暦は回教暦だけほか  
7 太陰太陽暦=いわゆる旧暦 …太陽の位置(二十四節気)を季節の指標とする、天保暦もどきの旧暦の行き詰まり  
8 暦は政治なり、暦は国家なり

著者略歴

著:上田 雄
1931年生まれ。日本海事史学会、日本暦学会共に理事。
著書に『日本渤海交渉史 増補版』(共著、彩流社)、『渤海国―東アジア古代王国の使者たち』(講談社学術文庫)、『遣唐使全航海』(草思社)などがある。
監:石原 幸男
1951年生まれ。高知大学理学専攻科修了。
民間気象会社を経て、現在、独立自営業(ザ・ランス)

ISBN:9784865650471
出版社:言視舎
判型:4-6
ページ数:224ページ
価格:1800円(本体)
発行年月日:2016年03月
発売日:2016年03月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PG