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言視Books

アニメに学ぶ心理学

『千と千尋の神隠し』を読む

著:愛甲 修子

紙版

内容紹介

★ジブリのアニメ作品には、現代の心理学が対象とする課題がいたるところに埋め込まれている!
★作品を精読することによって、そうした課題をあぶり出すユニークな心理学入門。
★『千と千尋…』からは主に、思春期というテーマ、PTSD(心的外傷)・トラウマのテーマ、愛着障害のテーマを読み解いていく。

目次

1▼子どもでも大人でもない思春期の世界~トンネルは思春期の入り口 2▼反抗期~両親は豚になった 5▼大人の条件~仕事を持たないものは動物にされてします 6▼自己喪失~湯バーバが相手の名を奪う意味 7▼家庭内暴力~溺愛され、暴れる坊 9▼ストーカー~余計なお世話をするカオナシ 10▼自然治癒力~河の神さまがくれたニガ団子の効用 12▼過食する人~カオナシの大食い 13▼支配欲~ハクを処分するように命じる湯バーバ 19▼トラウマからの回復~名前を思い出す 20▼自己の確立~豚の中に両親はいないほか

著者略歴

著:愛甲 修子
心理学専攻。著書に『心にしみる心理学』(共著、川島書店)。「飢餓陣営」でも活動中。

ISBN:9784865650358
出版社:言視舎
判型:A5
ページ数:96ページ
価格:1200円(本体)
発行年月日:2015年10月
発売日:2015年10月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNA