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在宅医療 多職種連携ハンドブック

著:佐々木 淳

紙版

内容紹介

地域の最前線で活躍中の現場のエキスパート多数執筆!
すぐに実践できるノウハウ満載!
認知症患者は将来的には800万人、65歳以上の25%、80歳以上で50%の時代がやってきます。従来型の医療システムでは、この状況には対応できません。今こそ多職種が連携し、「最期まで住み慣れた地域で生活すること」を支えるための仕組みづくりが必要です。本書は、そのために必要とされる知識と実践方法を網羅し、日々ハンドブックとして活用されることを目的として編集されています。

目次

第1章 在宅医療のコンセプト
在宅医療のコンセプトと使命/幸福な療養生活を実現するために/尊厳ある生が実現する社会へ/「療養の山」を理解する/療養生活全体をプロジェクト化する/家族の介護力をアセスメントする/幸福の処方箋を書くという使命/「どう生きたいのか」を支える/重要な本人・家族の「主体性」 他
第2章 在宅医療に必要な知識と理解
低栄養の病態/サルコペニアの概念/フレイルティ/リハビリテーションと栄養管理/認知症高齢者への食支援/排泄ケア/排便管理の支援/感染対策/認知症治療/臨床倫理/がん性疼痛の治療の実際/呼吸困難感への対応 他
第3章 在宅医療を活用する
在宅医療(訪問診療)とは/訪問診療(定期診療)/在宅での診察/薬の処方/経過に応じたアドバイス/在宅医療機器の管理支援/施設での訪問診療/緊急対応/入院・退院~病院連携の実際/多職種連携の実際/看取り援助 他

著者略歴

著:佐々木 淳
筑波大学・東京大学大学院から三井記念病院、東大附属病院を経て、2006年に在宅医療を専門とする悠翔会を開設。ここでは9ヵ所の診療拠点で24時間対応の在宅診療を提供している。

ISBN:9784865132120
出版社:法研
判型:B5変
ページ数:352ページ
定価:2700円(本体)
発行年月日:2016年04月
発売日:2016年04月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MBN