フンボルトペンギンの決意
著:西岡 泉
紙版
内容紹介
「夜空でつくったマントに/自分だけの星を配置し終わったら/賑やかに船出しよう」(『裸形のモンゴロイド』より)。言葉と心の架橋を求めて新たな旅が始まる。
前作『夕陽と少年と樹木の挿話』から8年、「旅程」「風と光」「記憶の保存場所」「五つの真実」の4部から成る全20編の詩集が誕生した。
『フンボルトペンギンの決意』とは詩人の決意でもある。「昼からは好きなことをやるんだよ」(『日時計のように』より)。