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ナトセンおすすめ おもしろ学校映画館

編:名取 弘文

紙版

内容紹介

子ども、教師、学校を中心に、環境問題や様々な文化・社会問題、アニメなどにわけて選りすぐりの100本を紹介。原爆の子、転校生、嫌われ松子の一生、ブータン山の教室、夢みる小学校、MINAMATA、小さいおうちなど。

目次

おさそい 
1 子どもは見つめる 時代と世界の明と暗
風の中の子供/緑色の髪の少年/原爆の子/少年/父パードレ・パドローネ/ブリキの太鼓/典子は、今/転校生/友だちのうちはどこ?/アンジェラの灰/神の子たち/ジョゼと虎と魚たち/幸せの絆/ちいさな哲学者たち/森聞き/三姉妹~雲南の子/悪童日記/やさしい本泥棒/はじまりへの旅/ハウス・イン・ザ・フィールズ/巡礼の約束/はちどり/夏時間/少年の君/スザンヌ、16 歳/海辺の金魚/コラム 山ねこの幻燈会「やまなし」

2 さまざまな教師像 翔んでる先生
嘆きの天使/一人息子/信子/父ありき/カルメン故郷に帰る/日本の悲劇/ともしび/人間の壁/秋刀魚の味/ライアンの娘/おもしろ学校のいち日/鳥山先生と子どもたちの1カ月/子供たちの王様/草ぶきの学校/蝶の舌/初恋のきた道/嫌われ松子の一生/コラム 山ねこの幻燈会「雪わたり」 

3 行きたくなる! こんな学校があった!
山びこ学校/女の園/教室の子供たち/いまを生きる/学校/パッチギ!/銀の匙/モンテッソーリ 子どもの家/GOGO 94 歳の小学生/ブータン 山の教室/屋根の上に吹く風は/夢みる小学校/コラム 山ねこの幻燈会「どんぐりと山猫」 

4 多様な文化・環境・それぞれの生き方
バオバブの記憶/プラスチックの海/人間の汚した土地だろう、どこへ行けというのか/二重のまち/ 交代地のうたを編む/くじらびと/ふたりの桃源郷/カナルタ 螺旋状の夢/モロッコ、彼女たちの朝/東京クルド/神さまこんにちは/アダダ/こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話/インディペンデントリビング/きこえなかったあの日/草の響き/MINAMATA ―ミナマタ―/水俣曼荼羅/さようならCP/コラム 山ねこの幻燈会「雨ニモマケズ」
 
5 時代は語る 戦争・社会問題
僕の大事なコレクション/ル・アーヴルの靴みがき/希望の国/小さいおうち/スズさん〜昭和の家事と家族の物語/サンマデモクラシー/無音の叫び声/タリナイ/菊とギロチン/狼をさがして/きみが死んだあとで/我が心の香港 映画監督アン・ホイ/RBG 最強の85 才/テレビで会えない芸人/コラム 山ねこの幻燈会「夜の林」 

6 よみがえる名作 アニメも注目
戦艦ポチョムキン/メキシコ万歳/カサブランカ/天井桟敷の人々/近松物語/ここに泉あり/裸の島/カトマンズの男/サンダカン八番娼館 望郷/エレファント・マン/死の棘/川本喜八郎作品集/死者の書/コラム 山ねこの幻燈会「大黒座映画館幻燈会」 

あとがき

著者略歴

編:名取 弘文
1945年東京都荒川区生まれ。早稲田大学文学部卒業。藤沢市立鵠沼小学校などに小学校教諭として勤務し、途中から家庭科専科となる。様々なゲストを呼んでの公開授業など、ユニークな教育実践で知られる。2007年退職。退職後は「おもしろ学校理事長」を名乗り各地で出前授業をしている。
主な著書に『おもしろ学校の日々』(教育出版)、『おもしろ学校開校記念日 ― 好学心とエントロピー』(有斐閣)、『教室から世界へ飛びたとう ― おもしろ学校の特別授業』(筑摩書房) 、『こどものけんり』(雲母書房)、『子ども百面相』(パロル舎)、『シネマの子どもに誘われて』(現代書館)、『ナトセンおすすめYA映画館』『ナトセンおすすめシニア映画館』(子どもの未来社)など。映画・TVに「おもしろ学校のいち日 名取弘文の公開授業」(制作・監督 西山正啓)がある。

ISBN:9784864122207
出版社:子どもの未来社
判型:A5
ページ数:224ページ
価格:1800円(本体)
発行年月日:2022年04月
発売日:2022年04月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATF