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138億年の人生論

著:松井 孝典

紙版

内容紹介

"宇宙スケール"で考えると、人生はほんとうにスッキリするのです――。
人生の目的とは? 教養とは? 仕事とは? 人間関係とは?
宇宙の誕生から文明のゆくえまで、
138億年の時空スケールで追究しつくす
世界的惑星学者がはじめて綴る、
「知的興奮に満ちた100年人生」を送るための25講!

目次

◎目次◎
まえがき

第1章 人生論
人生は「砂時計」である
「わかる」とはどういうことか
「未来」を思い悩む必要はない

第2章 幸福論
「正しい問い」を立てる
「お金」はしょせん幻想
死ぬことより怖いのは「脳」が機能しなくなること
きわめるべき「道」を見つける
宇宙138億年史を一望してわかる「美しさ」
科学と「悟り」

第3章 仕事論
「ひらめき」は普段から考えている人にのみ訪れる
「わかる」と「わからない」の境界を知る
仕事の成功は「最初の波」に乗れるかどうかで決まる
「肩書」ではなく「固有名」で仕事をする
現代は「一流の仕事」ができる時代

第4章 人づきあい論
話が通じないのは「内部モデル」がちがうから
家族について

第5章 健康論
「現役」をやめると早く歳をとる
過去をふりかえる暇があれば新しいチャレンジを

第6章 教養論
なぜ「知」はルネッサンスまで進歩しなかったのか
一瞬の油断で「運」はすり抜ける
「見えている世界」に縛られないためには
実際に行動して「俯瞰する視点」を養う
英語以前に「日本語で伝えるべき内容」をもつ
インターネットは歴史に逆行している
結局のところ「人生」とは何か
付録 この宇宙の遠大さと魅力に触れるための10冊

著者略歴

著:松井 孝典
1946年静岡県生まれ。東京大学理学部卒、同大学院修了。理学博士。NASA研究員、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授等をへて現在、千葉工業大学惑星探査研究センター所長、東京大学名誉教授。専門は惑星物理学、アストロバイオロジー、文明論。86年に科学誌「ネイチャー」に海の誕生を解明した「水惑星の理論」を発表し、世界的に注目される。NHK「地球大紀行」の制作には企画段階から参加し、わかりやすい解説でお茶の間の人気を博した。代表作『宇宙誌』(講談社学術文庫)をはじめ著書多数。

ISBN:9784864106481
出版社:飛鳥新社
判型:B6変
ページ数:160ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2018年10月
発売日:2018年10月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDX