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静山社ペガサス文庫

三国志 3

三国志 3 関羽千里行

著:小前 亮
絵:中山 けーしょー

紙版

内容紹介

呂布を倒し、その勢力を不動のものとした曹操。しかし献帝をお飾りの皇帝として利用する曹操に、漢王朝再建を願う劉備は反旗をひるがえす。現状に不満をもつ献帝自身も、曹操を討てとの密詔を決死の覚悟で忠臣・董承に託す。董承に協力を求められた劉備は、涙ながらに献帝救出を誓い必死に画策するが、総勢二十万を超す曹操軍の前に、なすすべもなく敗走。関羽、張飛とも離散してしまう。関羽は劉備の妻である甘夫人のいる砦を守っていたが、関羽を武将として高く評価し手に入れたいと願う曹操は、張遼を使者に降伏を持ちかける。悩んだ末、甘夫人の安全も考え、条件付きで曹操に下った関羽。劉備は袁紹のもとに身を寄せ、張飛は山に入り山賊たちの頭領に。「桃園の誓い」で結ばれた義兄弟三人が再び集える日は来るのか…。一方、袁紹と曹操の両雄は満を持して対決の時が迫る!

著者略歴

著:小前 亮
小前亮/1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。2005年に歴史小説『李世民』(講談社)でデビュー。著作に『賢帝と逆臣と 小説・三藩の乱』『劉裕 豪剣の皇帝』(講談社)、『蒼き狼の血脈』(文藝春秋)、『平家物語』『西郷隆盛』『星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚』『渋沢栄一伝 日本の未来を変えた男』「真田十勇士」シリーズ(小峰書店)、「三国志」シリーズ(理論社 / 静山社ペガサス文庫)などがある。

ISBN:9784863897120
出版社:静山社
判型:新書
ページ数:200ページ
定価:760円(本体)
発行年月日:2023年02月
発売日:2023年02月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ