木葉天目の謎
著:原田 隆峰
紙版
内容紹介
「木葉天目」は五十碗くらいしか残っていないといわれている。そのほとんどが日本の美術館や博物館に所蔵されている。本来なら、中国に多量にあっても不思議ではないが、めぼしいものはなく、ヨーロッパにもアメリカにも少ない。木葉天目は日本の茶道文化によって秘蔵され、伝世されてきたものに違いない。その製法は不明とされ、幻の器と呼ばれてきた。著者は伝統的な登り窯による再現を実現した。
目次
一 初
二 積
三 焚
四 出
五 赤
六 旅
七 黒
八 窯
九 結
おわりに
仲間たち
参考文献