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木葉天目の謎

著:原田 隆峰

紙版

内容紹介

「木葉天目」は五十碗くらいしか残っていないといわれている。そのほとんどが日本の美術館や博物館に所蔵されている。本来なら、中国に多量にあっても不思議ではないが、めぼしいものはなく、ヨーロッパにもアメリカにも少ない。木葉天目は日本の茶道文化によって秘蔵され、伝世されてきたものに違いない。その製法は不明とされ、幻の器と呼ばれてきた。著者は伝統的な登り窯による再現を実現した。

目次

一 初
二 積
三 焚
四 出
五 赤
六 旅
七 黒
八 窯
九 結
おわりに
仲間たち
参考文献

著者略歴

著:原田 隆峰
1932 年  山口県小郡町(現在の山口市小郡)に生まれる
1951 年  県立山口高等学校卒業
1951 年~ 1959 年  入江硝子店職人の傍ら大掛かりのしいたけ栽培
1960 年~ 1967 年  代議士 細迫兼光の秘書
1968 年  大和松雁に弟子入り 10 カ月で独立
1969 年  萩焼 長沢窯築窯
      現在に至る
著書 小説   『窯の詩』 創思社
   その他  『快走の聖者』 農協印刷
              (オリンピック選手貞永信義の回想記) 
CD      「いきものたちの哀歌」(作曲・上野哲生)

ISBN:9784863850545
出版社:書肆侃侃房
判型:4-6
ページ数:248ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2011年05月
発売日:2011年05月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ