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学びや困難さ・合理的配慮に対応したGIGA端末・ICT活用のアイデア

編著:新谷洋介

紙版

内容紹介

GIGAスクール構想の実現に向け各学校にICT環境の整備が進む中、Chromebook、iPad、Windowsと様々な端末が導入されています。これらのどの端末でも使えるコンテンツの活用事例をまとめました。学びや困難さ・合理的配慮に対応したもの、インターネットをうまく活用したものを「分担・共同作業」、「支援・添削」、「どこでも・家庭学習」、「自動化」の4つの特徴に分類して取り上げています。そのほか、GIGAスクール構想における教育委員会の整備事例、教員向けのICT研修事例、便利なオフィス系アプリ一覧も掲載。特別支援学級だけでなく、小・中・高の通常の学級においても活用できる1冊です。

目次

本書について

第1章 困難さに対応した支援

第2章 GIGA端末・ICT機器の導入における教育委員会の取り組み
埼玉県教育委員会の事例
埼玉県立宮代特別支援学校の事例
第3章 GIGA スクール構想で整備された端末を使ってみよう研修事例

第4章 GIGA 端末の活用アイデア
●思いを伝えるためにJamboardを使って職場体験学習で感じたことを発表しよう
iPad を活用したJamboard でのポスター発表
●それぞれの得意分野を生かしてポスター発表をしよう
iPad を活用したJamboard でのポスター発表
●Jamboard を活用した絵しりとりによる関係性の構築
Jamboard を使ってクラスで絵しりとりをしよう
●植物観察日記をきっかけにいろいろな先生とコミュニケーションをとろう
Google スライド共有を活用した『植物観察日記』
●~はたらくとは? を考えよう~
気づき、理解を深めるためのロイロノートを使った「HR」の授業
●Googleフォームで楽譜に書かれていることを読み解く
音楽の授業で理解した内容をGoogle フォームで作成した教材で解答させる
●好きなものを写真に撮って見せ合おう/家庭でドリル課題に取り組もう
Google Classroom や学習支援アプリ(オクリンク)などを用いた家庭学習
●Zoom を使用した遠隔授業での計算過程の添削支援
Zoom の画面共有機能を使って九九の学習
●レポート課題に対するコメントから対話を行い主体的に発信してみよう
Google ドキュメントの共有機能を利用した教員の添削
●みんなで撮った写真で学校の周辺の地図を作ろう!
校外学習「地域を知ろう」で撮影した風景写真を使用した地図作り
●登校が困難な生徒との共同機能を活用した協働学習
生徒会みんなで新入生歓迎会のレクリエーションを考えよう!
●iPad で身体的な負担感を軽減し作品づくりを納得いくまで取り組もう
「Canva」でポスターをつくろう
●書くことが苦手な児童がiPad を使って自分の思いを人に伝えられるようにしよう
Keynoteで絵日記を書こう
●給食のアンケート結果を視覚的に読み取りやすくしよう
「Google Forms」を用いたグラフの読み取り学習
●作業の結果をグラフで可視化しよう
「職業」の振り返り場面での「Google Forms」「Google スプレッドシート」を活用
●学習したことをクイズ形式で確認しよう
Kahoot! を使った効果的な授業の振り返り
●タブレットで学習意欲を高め漢字検定に取り組もう
漢字検定に向けた学習
●盆踊りの「櫓」を音声検索で見つけ出そう
Google Chrome の音声検索を用いた、総合的な学習の時間の学び
●「読むこと「」書くこと」に抵抗がなくなった事例
~イマーシブリーダーを使用したOneNoteの取り組み~
●心理的・身体的に負担の少ない形での学習
OneNoteを活用した調べ学習

■コラム OCTくんと学ぼう

第5章 オフィス系アプリ3 社比較!共通してできることって?

Index
おわりに
執筆者一覧

ISBN:9784863716667
出版社:ジアース教育新社
判型:B5
ページ数:160ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2023年10月
発売日:2023年10月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNS