教科教育学シリーズ 7
家庭科教育
監:橋本 美保
監:田中 智志
編著:大竹 美登利
紙版
内容紹介
家事・裁縫教育をルーツとし、戦後に家庭の民主化を託されてスタートした家庭科の授業。生活に必要な知識・技術を学ぶ教科として重要性を増している。本書では、授業の目的に沿った指導計画の作成(第1部)、教材作製(第2部)、教授行為・学習形態(第3・4部)、学習評価(第5部)と、実際の授業の流れに沿った構成で、10の実践事例を交えながら家庭科教育の現在を解説する。
目次
序章 家庭科教育への誘い
[第1部] 授業のシナリオを描く
第1章 授業を観察し、授業の流れを観察しよう
第2章 指導案を書いてみよう
第3章 年間授業計画をつくってみよう
[第2部] 教材をつくる
第4章 わかりやすく伝える教材づくり
第5章 教材の違いで学びが違うことを体験してみよう
第6章 科学的視点を育む実験教材を考える
[第3部] 学びあいを保証する授業づくり
第7章 多様な価値観をぶつけ合う参加型の授業をどうつくるか
第8章 複数の領域をつなげた授業展開
第9章 交流を通して視点を広げる授業づくり
[第4部] 子どもたちの実態を踏まえた授業づくり
第10章 ユニバーサルデザインの授業づくり
第11章 貧困を乗り越える授業づくり
[第5部] 学習を評価する
第12章 学習を評価し、子どもや家庭に伝える
第13章 評価を授業改善に結びつける
終章 世界の中の日本の家庭科