新・教職課程シリーズ
教育方法論
監:田中 智志
監:橋本 美保
編著:広石 英記
紙版
内容紹介
本書は、教育方法を分かりやすく解説することを目指して編まれている。
教師の仕事は、単に教えることではない。大切なのは、生徒の学びをサポートすること、子どもたちがより豊かでより幸せに生きるために彼らの自己変容を助けることである。
本書では、教育を「学びを支援する相互行為(interaction)」と考えたい。すなわち、ここでいう教育方法とは、「教える」ことに特化した教授方略ではなく、広く学習者の「学びを支援する」工夫や知恵のことである。
子どもたち一人ひとりに、人として真に豊かに生きるためのもっとも重要な方途を示唆する教科書。
目次
序章 教育哲学と教育方法
第1章 教育方法の基礎理論①
第2章 教育方法の基礎理論②
第3章 さまざまな学力調査と学習指導要領
第4章 授業のデザイン
第5章 授業のスタイル
第6章 授業のタクト
第7章 学習意欲を創る
第8章 教育評価
第9章 授業研究
第10章 デジタル社会の情報リテラシーとICTの利活用
第11章 学びのビオトープ~総合的な学習の時間~
第12章 グローバル社会で求められる能力と教育方法
第13章 21世紀の学びのスタイル
終章 未来への祈りとしての教育