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「届けたい教育」をみんなに

続・学校に作業療法を

編著:仲間知穂
編著:こどもセンターゆいまわる

紙版

内容紹介

「届けたい教育」に焦点を当てた取り組みで、安心して協働する親と先生、自らの学びに参加する子どもたち。
人々の生活を健やかで幸せにする──沖縄発「学校作業療法」が日本の教育を変える!

子どもや教員が感じる問題、願いを形にしていく「学校作業療法」
1)社会につながる教育の実現、2)教員一人が抱え込まない学級づくり、3)教員が健康であること
を実現する! 

目次

Part1 届けたい教育をみんなに─実践事例から
1 子どもたちは必ず元気に育つ
2 届けたい教育って何だろう─作業って何だろう─
3 届けたい教育を中心に考える学校アプローチ─学級経営コンサルテーション─

Part2 「届けたい教育」を理解する
1 日本の教育文化から「届けたい教育」を理解する
2 先生の教育の目的を理解する
3 専門家の立場から気をつけること
4 「届けたい教育」のためのチームづくり

Part3 「届けたい教育」をデザインする
1 チーム会議って何だろう
2 チームの目標を決める
3 みんなでプランをデザインする
4 目標までの道のりをガイドする
5 卒業を描く

Part4 「届けたい教育」の実現〈実践〉
1 保育園での実践(一樹さん)
2 小学校での実践(良太さん)
3 中学校での実践(彩さん)

Part5 社会問題と向き合う
1 学校と家庭の連携が難しいケース
2 子どもの貧困問題
3 登校不安(不登校)
4 発達障がいと学校生活

対談1 発達性協調運動症(DCD)と学校生活 東恩納拓也 + 久志直子
対談2 感覚過敏と学校生活 髙橋香代子 + 上前奨伍
対談3 学習障害と学校生活 丹葉寛之 + 仲間知穂

Part6 まちづくり─まちの健康を考える
1 人の幸せや、健康を取り扱うことの責任
2 まちのニーズとは何か
3 まちOTとしての学校作業療
4 親子が元気になる子育て
5 共創のまちづくり

対談 まちの事業のつくりかた 宮崎宏興 仲間知穂

著者略歴

編著:仲間知穂
仲間知穂(なかま・ちほ):1979年東京生まれ。2002年東京都立保健科学大学1期生として卒業。回復期の河北リハビリテーション病院、琉球リハビリテーション病院に6年間勤務後、作業療法士の養成学校・琉球リハビリテーション学院で7年間講師を務める。2009年よりボランティアで学校での作業療法を開始し、2016年作業療法士による学校訪問専門の事業所「こども相談支援センターゆいまわる」設立、2020年8月福祉型児童発達支援センター「こどもセンターゆいまわる」設立、代表。3児の母。
編著:こどもセンターゆいまわる
こどもセンターゆいまわる:
〒901-1102 沖縄県南風原町宮城29番地
Tel.098-851-7897 Fax.098-901-4415
HP:yuimawaru.com  mail :info@yuimawaru.com

ISBN:9784863423633
出版社:クリエイツかもがわ
判型:A5
ページ数:286ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2023年11月
発売日:2023年11月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNS