出版社を探す

尾張藩の米切手

著:安藤 榮

紙版

内容紹介

名古屋在住の古紙幣の収集家安藤榮さんが50年以上かけて集めた尾張藩領(愛知県西部を中心とした地域)で発行された藩札・米切手を整理し研究した集大成。それ以外にも江戸時代には各種の商品切手などもあり、多様な経済活動が垣間見える。図版も充実、巻頭カラーは16ページと豊富。

目次

口絵/郡司氏の手紙/実物本位の歴史研究/古札の研究について/まえがき/凡例/尾張の地図

序 章
札の始まり/藩札の始まり/尾張藩 寛文札の発行
1.尾張藩札米切手
米切手発行までの歩み/米切手黄色札の発行/単龍札の発行/双龍札の発行
2.商人の台頭
文化三年・五年札/米切手の漉所/文政十二年札/正金不足と米切手/廃札の焼却/御払銭の発行/名古屋城の金鯱
3.米切手停止令
六分回収・四分増印/米切手通用やむ
4.尾張の明治札
尾張藩の贋二分判金の回収と札の発行/名古屋の商方会所札/明治三年発行、五両札と一両札/犬山藩札の通用/犬山普請切手/美濃路九駅通用札
5.名古屋の諸切手
泊切手/尾張藩の継駕籠壱挺/車一輌切手/名古屋の商品切手/名産品の保証書/名古屋の通り切手/尾張藩の農兵と腰札
6.第十一国立銀行と紙幣

参考文献/著者所蔵資料/年表/あとがき

著者略歴

著:安藤 榮
1946年愛知県犬山市生まれ。名古屋古札研究会会員。

ISBN:9784863331655
出版社:あるむ
判型:A5
ページ数:328ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2020年10月
発売日:2020年11月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KFFJ