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愛知大学国研叢書 第4期第3冊

20世紀前半の台湾

植民地政策の動態と知識青年のまなざし

編:塩山 正純

紙版

内容紹介

目次
明治末年徳島県における台湾移民の送出
──北海道、朝鮮そして台湾………荒武達朗

日本統治末期、義愛公像の虚実
──志村秋翠『明治の呉鳳』と國分直一
「義愛公と童乩と地方民」をめぐって………土屋 洋

中華民国の“戦後”構想
──「台湾化」の序章としてのアプリオリ………加治宏基

「敗北者になりたい」
──二人の台湾詩人の「1949」………黄 英哲

『大旅行誌』にみる二つの植民地主義
──悪しき西洋型と善き日本型………岩田晋典

書院生の台湾旅行の記録にみる「台湾」像………塩山正純

『東亜同文書院大旅行誌』の食の記述にみる近代日本青年のアジア観
──台湾の例………須川妙子

東亜同文書院生が見た台湾の神社
──1910年代~1930年代………加納寛 

著者略歴

編:塩山 正純
1972年和歌山県生まれ。
愛知大学国際コミュニケーション学部教授。
関西大学大学院文学研究科博士後期課程終了。博士(文学)
専門領域:中国語学

ISBN:9784863331501
出版社:あるむ
判型:A5
ページ数:188ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2019年01月
発売日:2019年02月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPC