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愛知大学東亜同文書院大学記念センター叢書

アジアを見る眼

東亜同文書院の中国研究

編:三好 章

紙版

内容紹介

根岸佶をはじめとした東亜同文書院の研究と教育に焦点を当て、その現代的意味を内外の視点から再検討した。
論文5篇のほか、講演会記録と刊行物解題を収録。

目次
はじめに  三好 章
枠の外を見よ――東亜同文書院とその中国研究の体系  ダグラス・レイノルズ(三好 章訳)
根岸佶と中国ギルドの研究  石井知章
東亜同文書院の20世紀中国社会論――根岸佶を例として  三好 章
語学学習者の受け皿としての満洲――明治期『満洲日日新聞』記事から読み解く満洲での東亜同文書院生の活動  湯原健一
「日清貿易研究所」研究の整理と課題――東亜同文書院前史としての位置づけ  野口 武
〈講演〉北米に於ける極東アジア学科とその資料――東亜同文書院との私的出会い  仁木賢司
東亜同文書院・東亜同文会逐次刊行物解題  石田卓生

著者略歴

編:三好 章
1952年生。愛知大学現代中国学部教授。愛知大学東亜同文書院大学記念センター長。一橋大学大学院博士後期課程満期退学。博士(社会学)。
主要著書:『摩擦と合作──新四軍1937~1941』(創土社、2004年)、『根岸佶著作集』全5巻(編集解説)(不二出版、2015~2017年)。

ISBN:9784863331426
出版社:あるむ
判型:A5
ページ数:154ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2018年04月
発売日:2018年04月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNM