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昭和の仕事

著:澤宮 優

紙版

内容紹介

戦後、高度経済成長を経験した「昭和」という時代から学ぶことは多い。著者が注目したのは忘れられた仕事の実態である。担ぎ屋、唄い屋、三助、隠坊、木地師、ねこぼくや、羅宇屋(らうや)、ポンせんべい屋、よなげや、香具師、門付け、蛇取り師、カンジンどん、まっぽしさん……。戦後引き揚げ者でもあるひとりの放浪詩人高木護の聞き書きを柱として、生きるためにやってきた仕事、さらに各地で細々と続いている職人仕事なども含めて、そこから見えてくるほんとうの豊かさと貧しさ、そして人はなぜ働くのか、その根源的な意味を問いかける。

著者略歴

著:澤宮 優
1964年熊本県生まれ。ノンフィクション作家。青山学院大学文学部史学科(考古学専攻)卒業。主な著書に『戦国廃城紀行』『ドラフト1位 9人の光と影』(以上、河出書房新社)『二十四の瞳からのメッセージ』(洋泉社)『1000キロの海を渡った大王の棺』(現代書館)など。

ISBN:9784863290419
出版社:弦書房
判型:A5
ページ数:192ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2010年06月
発売日:2010年06月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC