内容紹介
イタリアの建築、都市の研究に約40年かかわってきた著者が、近年のイタリアで、都市とその周辺の田園に見られる新しい文化運動「スローシティ」を視座に、この国の変わらぬ魅力、価値を語りながら、日本の都市における問題にも思いを向ける。
目次
Ⅰ 南イタリアのスロシティ
Ⅱ 中部イタリアのスロシティ
Ⅲ 北イタリアのスロシティ
Ⅳ イタリアのスロシティから学ぶもの
著者略歴
著:陣内 秀信
1947年福岡県生まれ。法政大学教授。イタリア建築・都市史専門。日本におけるヴェネツィア研究第一人者。イタリアをはじめ地中海都市と東京など歴史的都市の構造を比較研究。主な著書に『東京の空間人類学』(筑摩書房、サントリー学芸賞受賞)『ヴェネツィアー水上の迷宮都市』『シチリア—〈南〉の再発見』(淡交社)『南イタリア都市の居住空間』(編著、中央公論美術出版)『地中海世界の都市と住居』(山川出版社)『イタリア 小さなまちの底力』『イタリア海洋都市の精神』(以上、講談社)他多数。芸術・建築関連の雑誌での解説も多い。
ISBN:9784863290396
。出版社:弦書房
。判型:4-6
。ページ数:264ページ
。定価:2100円(本体)
。発行年月日:2010年06月
。発売日:2010年06月15日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WTL
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:WTR
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1D。