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芸術と科学のあいだ

著:福岡 伸一

紙版

内容紹介

ベストセラー『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』などで
「生命とはなにか?」という大命題を解き明かしてきた福岡伸一氏。

次なる根源への問いとして選んだのは「芸術とは、科学とはなにか?」。

過去から現代までの芸術と科学が混ざり合う軌跡をたどりながら、
バランス、対、記号、擬態などをキーワードに俯瞰すると、
どんな物語が潜んでいるのか?

科学のなかに芸術を見いだし、芸術を科学の言葉で解き明かす72の芸術深読み論。日本経済新聞で連載された人気コラムが待望の書籍化!

「染色体の手品を解き明かす」、「対の構造を愛する」、「人々が愛する太古のカバ」、「絵画修復は情報の上書き」、「ネアンデルタール人は何者か」、「らせん建築・流れゆく動線」、「被写体の秘密、写真の性質逆手に」、「虫の模様に見る文化の起源」「ダリにもまた科学者の心」「北斎、瀑布にベクトル見いだす」など、72編を収録。

目次

1 マンハッタンヘンジ
2 親魏倭王の金印
3 聖女プラクセデス
4 右手と左手
5 バベルの塔
6 ヴィレンドルフのヴィーナス
7 パワーズ・オブ・テン
8 ミミクリーズ
9 カバのウィリアム
10 メランコリア1

ISBN:9784863240933
出版社:木楽舎
判型:B6
ページ数:315ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2015年12月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ABA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:WF