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わたし、解体はじめました

狩猟女子の暮らしづくり

著:畠山 千春

紙版

内容紹介

そこにある「命」と向き合い、
悩み苦しみながらも成長を続ける
解体・狩猟女子の奮闘記

都会に住む、平凡な20代女子の著者は「自分の暮らしを自分で作る」べく、解体そして狩猟に挑戦し、現在では解体ワークショップを通して、大人から子どもまで命と向き合う場を提供しています。本書では、平凡な女の子が新米猟師になるまでの過程や自給自足の狩猟ライフ、シェアハウスでの暮らしなどを綴りながら、動物別の解体方法や狩猟・解体をはじめたい人のためのガイドなど、イラストや写真を交えてわかりやすく紹介しています。いのちが食べものになり、私たちの食卓に並ぶとはどういうことか、その問いに対する著者の真摯なメッセージが込められた一冊です。
「解体や狩猟をはじめたい人の入門ガイド」も収録。

目次

●はじめに

●第1章 平凡な女子が新米猟師へ
・私が解体と狩猟を始めたわけ
・生まれて初めて、鶏を絞めた日
・体験をシェアしていこう

●第2章 解体 命を絞めていただく
・解体ワークショップ、実施しています
・うさぎ編 初めてのうさぎ狩り見学!
・テン(!?)編 知り合いの農家からテンがやってきた
・アナグマ編 シェアメイトがアナグマを拾ってくる
・烏骨鶏編 「育てて食べる」を実践する!

●PHOTO 「初めの一頭」

●第3章 狩猟 生きものとのやりとり
・狩猟を始める!
・タヌキ編 初めての「止めさし」
・イノシシ編 ついに、狩猟をしに山へ
・シティガール、山へ入る
・初めての獲物

●第4章 山と街 お肉の事情
・山のお肉のおはなし
・街のお肉のおはなし
・認めて、感謝して、食べていく

●第5章 解体・狩猟を始める入門ガイド
狩猟免許の取得方法/鶏の解体/イノシシの解体と皮なめし/皮なめし 詳細バージョン/イノシシを使い切る/野生肉の料理/解体&狩猟の現場を味わう!

●おわりに

著者略歴

著:畠山 千春
新米猟師/ライター
1986年生まれ。3.11をきっかけに、大量生産大量消費の暮らしに危機感を感じ、自分の暮らしを自分で作るべく活動中。2011年から動物の解体を学び、今は鳥を絞めて食べるワークショップを開催している。2013年狩猟免許取得、皮なめし修行中。現在は食べもの、エネルギー、仕事を自分たちで作る糸島シェアハウスを運営。

ISBN:9784863240735
出版社:木楽舎
判型:A5
ページ数:192ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2014年03月
発売日:2014年03月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:SV