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精神科訪問看護のいろは

「よき隣人」から「仲間」へ

編:横山 恵子
編:藤田 茂治
編:安保 寛明

紙版

内容紹介

新人訪問看護師からもち込まれる難題。個性的なベテラン訪問スタッフは,ユニークかつ真面目に回答し,会話を掘り下げ,人と人との関係はいかにあるべきか,その根本に気づかせてくれます。訪問看護を行うみんなに読んでいただきたい,おすすめの1冊です。

目次

シチュエーション1 頻回な電話 
夜間休日,鳴りやまない電話―「今から死ぬ」と言われて

シチュエーション2 家族調整
母と子の狭間に立って―お互いの自立を促す訪問看護って

シチュエーション3 服薬支援
服薬確認,とても躊躇する―タオルの投入の見極めについて

シチュエーション4 性的関心
性的なメッセージを受け取ってしまったら―もやっとしたままの訪問はつらい

シチュエーション5 幻覚妄想
あぁ幻覚妄想―ネフェさんと〈ひかりさん〉と

シチュエーション6 ゴミ屋敷
足の踏み場もない部屋に行くのはユウウツ―その「ゴミ」,ほんとは宝物かもね

シチュエーション7 多職種連携
「お医者さんに身構える」―医師との連携だけではないのです

シチュエーション8 やりがい
何も変わらないとあきらめたくなる―「らしさ」のゴールを未来に見据えて

シチュエーション9 壮大な夢
夢をもつことは素敵,なんですが―大きすぎる夢を語られて

シチュエーション10 身体合併症
糖尿病治療にまったく乗り気じゃない人―「好きにさせてくれ」と言われましても

著者略歴

編:横山 恵子
埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科精神看護学 教授
編:藤田 茂治
訪問看護ステーションりすたーと 所長
編:安保 寛明
山形県立保健医療大学大学院保健医療学研究科精神看護学 教授

ISBN:9784862940643
出版社:精神看護出版
判型:A5
ページ数:208ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2019年07月
発売日:2019年07月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ